2010年8月アーカイブ

SAMURAI DEEPER KYO/上条明峰(漫画)

1999年~
2006年まで週刊少年マガジンにて連載された侍漫画です。同じく少年マガジンにて現在連載中の「CODE:BREAKER」の上条明峰先生の作品です。

名だたる戦国武将を見事にアレンジした作品ですね。一応江戸時代を舞台にしていますが、ほぼファンタジーに仕上がっています。
絵柄も相まってかなりの女性人気を獲得したバトル漫画ではないでしょうか。家康、信長、真田幸村などの実在の武将も登場しますが、ほとんどがオリジナルキャラです。

当時マガジンの人気の一端を担っていた作品ですが、確か「RAVE」も連載していたマガジンにおいてはリアルな下地をファンタジーに仕上げたバランスのとれた作品だったと思います。

基本的なバトルは、剣の斬り合いというよりは奥義の応酬に近いですね。でもあれだけファンタジー要素を盛り込んだ作品なので、そこも必然かなと個人的には思います。

本作のオススメは、畳みかけるような熱い展開ですね。仲間が陥れられて戦いに! 信念のために! 強い敵を求めて! などなどの鉄板の理念が根底にあります! 特にどのキャラも信念に動かされて戦うパターンが良くハマっていますね。そこは下地である「侍」というテーマが良く生きていると思います。
あとは、主人公・狂が「天の邪鬼でぶっきらぼうで暴力的だけど根は...」というジャイアン路線なので、もう王道ですね!

結構本作は絵の線が細いので、それでこういう熱い展開もなかなか燃えるのです!

古本買取の相場を知る方法は?

古本買取をしてほしい人にとって、一番の関心事は、どれくらいの値段で売れるか、つまり相場だと思います。

古本売買の相場といってもそれはさまざまです。

同じ本でもその状態(綺麗か汚いかなど)によっても違うし、コミックと普通の単行本とも違うし、作家の人気によっても違います。もちろん作品が流行っているかどうかによっても違うわけです。

買う方も商売ですから、いくら買い取っても売れなければ商売にはなりません。それを考えれば自ずと相場は見えてくると思います。

古本屋さんに行って、同じ様な本がどの程度で売られているかを調べるのも一つの方法でしょうね。まあ、同じに見えてもいろいろ違う点はあるのですが...。

そこで、査定までは無料というところも多いので一度出してみるのが一番いい方法かもしれません。気に入らなければ返してもらえばいいのですから。

そういうのを何回か繰り返しているうちに、古本買取の相場がわかってくると思います。

高く売りたいという気持ちはすごく良く分かります。でも、古本もやはりビジネスとして流通していることを把握しておくべきでしょう。それを踏まえた上で、より賢い選択をしてください。

それまではトライ&エラーですよ^^

あずまんが大王/あずまきよひこ(漫画)

元祖日常系! 全部を繋げるのもおかしな話ですけれど、
現在における日常をゆるゆるっと描く作風のパイオニア的作品です。また「萌え4コマ」なるジャンルのパイオニアとも囁かれています。「けいおん!」も「苺ましまろ」も「日常」も「ぱにぽに」も「らきすた」も「ひだまりスケッチ」も本作の影響下に少なからずあるのではないかと個人的に思います

そんな大傑作、どんな作風なの? と聞かれれば「普通」です。いや、嘘です。
基本はシュールギャグだと思います。ほぼ女子だけのキャラクターで構成されているので、存分に萌え要素もあると思います。しかし、個人的にはあまり本作に対して萌えを感じたことはないですね。破天荒・まったり・ツッコミ不在の三つの要素からなるギャグの印象がだいぶ強いです
あとは旧版(昨年新装版が発売されましたね。)の帯が秀逸に作風を表しています。

「うっかり笑った人だけ面白い、あんまりたいしたことない超話題作」

実際これに尽きますね(笑)他の旧版の帯やらポップやらにその宣伝センスが良く現れています。新装版と同じく去年発売されたムック本「大阪万博」に細かい資料が掲載されていますので、気になった方は新装版と一緒にどうぞ。

でも実際知ってる人だけの中なのかもしれないですけど、本作はかなりセンセーショナルでした。癒されるシュールギャグっていうのは他に読んだ事がありませんでしたから。それがバランスのとれた個性の女の子達によってゆるく綴られているんですから!
きっかり丸々高校生活を描き切っている点も個人的には好きです。いつまでも続くようなゆるーい物語もちゃんと時は進んでいて、最後には卒業という門出を迎えます。何だか最終話は泣けるんですよね。そういうちょっと癒されてたまに切ない感じは、同じくあずま先生の「よつばと!」に続いている感じがします。

最近はもっぱら「日常系」漫画が流行っていますよね。どれも非常に面白いのですが一度ここで原点に返ってみてはどうでしょうか? 昨年新装版が発売されたばかりなので!(ちなみに加筆修正ありです。)最後に...今度は新装版3巻の帯を引用して締めます。

「日本で一番売れている4コマをご存知ですか?」
何かと不定期ではありますが、
利用することのある古本買取に関して、
ちょっと調べてみました。

特に便利で使い勝手の良いネット上の古本屋が実施している、
古本買取サービスを調べてみたのですが、
会社によってウリが様々ですね。

例えば送料無料をウリにしている会社もあれば、
段ボールを無料で貸し出している会社もあるみたいです。

他にも、売却者にとって一番気になる「買取価格」
に関する「額」をウリにしている会社も多いです。

インターネットで古本買取を行っている会社を調べると、
「最大で●●%で買取!」という案内が多く見受けられます。

また、当たり前と言えばそれだけの話ですが、
古本買取サービスを実施している会社の大半は、
書籍類だけでなく、DVDやゲームの買取も行っていますね。

最近では出版社業界が、近年稀にみる不況だと言われていますが、
書籍類vsDVDvsゲーム・・・さて?どの買取が多いのでしょうか?

書籍類は前述したとおりですが、
DVDも一時と比べると低迷しているようですし、
ゲーム業界もオンラインゲームが流行っているから、
昔ほどユーザーの数も多くないのかもしれません。

話は戻りますが、ネット上での運営会社のため、
売却したい本を業者に送付しても買取額に納得できない場合もあるでしょう。

この点も配慮している会社があるみたいですね。

例えば古本買取を実施している会社に書籍類を送付したものの、
査定結果に納得できない場合は、送料無料で返却してくれる会社もあるようです。

まぁ事前にメールや電話などで、
ある程度の査定結果は知ることが出来るでしょうから、
予想に反して安すぎた!・・・って時には便利ですね。

他にも色々と各会社のウリがあるのかな?

移りゆくTV番組の内容

テレビ業界は移り変わりが激しいので、
昔は特番を組むほど人気のあった番組内容も、
今では全く見かけないものが沢山あります。

例えば格闘技や大食いが当てはまりますよね。

格闘技に関しては、一時的に亀田兄弟が奮闘したため、
格闘技全般ではないですがボクシング人気が上がった時期はありま
した。

でも今となっては亀田兄弟(家族)に色々と問題が起こり、
さらに内藤大助さんや長谷川穂積さんといった王者の敗北も手伝い
ボクシング人気も低下中と言っても過言ではないでしょう。

「低下中」というのはサッカーワールドカップと同様、
それまで興味の無かった人でも応援してしまうような状況かどうかですので、
当然、ボクシング好きな人は今も熱く応援していることでしょう。

そして大食いに関しては、それをマネた結果、小学校で事故が起こる等、
危険視される声も出てきたため今では放送自粛中といった感じでしょうか?

まぁ親からすれば「そんな番組を流すから」という気持ちでしょうが、
マネをするかどうかは相手が小学生であっても自己責任なわけですから、
少し言いがかり的にも感じてしまいます。

それに給食の時間であれば先生も見張っているわけですから、
番組に批判をするのではなく学校側にするべきですよね。

私自身が何となく最近の親に感じることなのですが、
子供を持つ親の世代が平成生まれに近づいている昨今、
親であるのに精神年齢が低くなっている様にも思います。

今の子供は喧嘩をしない限り、
誰にも殴られる経験をせず、生きている人が大半でしょうしね。

ゼロ年代の音楽 -壊れた十年-

今回は書籍の紹介です。野田努、三田格、松村正人、磯部涼、
二木信の五人の音楽ライター著作の、表題通り2000年代の音楽を包括しちゃおうって本です。

昨年発売された本なのですが、2000年からそれまでの音楽・音楽シーンを社会の動きと絡めつつ、ライター各々が独自の視点と経験で切り込んでいき、その切り口を絡めて読者の視点の入り口になろう...という意図を感じました。

正直、専門書と言って差し障りない内容なので、なるべくわかりやすく説明する為に深くは語りません。構成としては、ライター達の座談会と各コラム、そしてゼロ年代の重要音楽作品のリストといった感じです。
リストは、ポップ・ミュージックシーンを広義の意味でなく「現存の多様なジャンル全てを繋いだ形」として解釈しているような、つまり、ロックもテクノもハウスもガラージもドローンもアンビエントもフォークもチルアウトも...全てのカテゴリーをメインストリームとアンダーグラウンドの二極化の一言に伏すことなく捉えられる人には、有益であると思います。
途中の座談会にも出てくるワードですが、2000年代の音楽シーンの大きなテーマ・結果として「断片化」というところに本著は視点を置いているようですので、それを意識したリストになっています。つまり、キツイ言葉で言うと現行のポップ・ミュージックへの広い理解が無い人にはチンプンカンプンって事です。

擁護の言葉になってしまいますが、そのようになってしまうのも仕方ない...というか私も一リスナーとしてゼロ年代を振り返った時に「断片化」の印象はとても強いので、本著は的確にゼロ年代の像を写実していると思います。ゼロ年代が社会と照らし合わせても90年代ポップ・シーンのまとめに入った年代だと思いますので、70年代や80年代のようなわかりやすい一本化された様相ではないと思うのです。

話を戻しますと、そのリスト全てを初見で理解するのは非常に難しいと思いますが、リストアップされた各アルバムにライターそれぞれのレビューが載っていて、それがまたこのメンツなので五人それぞれの切り口が多角的で、最初はそれを何となく読み進めるだけでも理解度はだいぶ違うと思います。

はじめて読む人には是非コラム・座談会を中心に読むことをオススメします。様々なミュージック・シーンのゼロ年代動向とその影響を、9.11やセカイ系、断片化、現在の日本のDIY思想、メインストリームとアンダーグラウンドの境界消失などのキーワードを絡めて考察していくので、色々な視点から考えられて読み込めます。
個人的には、このメンツだと日本の現状から目を逸らした洋楽志向の内容になるかと思っていたのですが、そんなことはなかったです。むしろ、その洋邦の区分け自体が前時代的であると思わされるような内容で、かなり強くいま我々が暮らす日本をリアルと捉え、焦点にして語っています。その点はとても好感がもてました。

全然ポップ・ミュージックに興味がない人でも、ゼロ年代の重要な社会・政治的な事柄を音楽というフィルターを通して、日々生きる私たちとこの日本に新たな社会の理解と見識を与えてくれるのではないかと思っています。音楽好きな方は頑張って読んでください。読めてくるとかなり楽しい本だと思います。
明るい現状を提示してはいないですが、明るく生きようという意志を感じる内容です。

このアーカイブについて

このページには、2010年8月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2010年7月です。

次のアーカイブは2010年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ