今年は、森鴎外の生誕150周年の記念イヤーだということです。以前私は森鴎外の住
んでいた千駄木の近くに住んでいました。ほんの3分ほどの近さです。その屋敷は東京
湾も眺められたという坂の中腹にあったので「観潮楼」と呼ばれていました。今は文京
区の図書館になっています。正式にいうと「鴎外記念本郷図書館」です。もちろん、鴎
外にまつわる資料などが展示してあります。
文学者、医学者としてのその業績は改めて言うまでもありませんが、私が好きな鴎外の
側面は「子煩悩」。森茉莉のエッセイなど読むと、実に細やかに子どもをかわいがった
ようすが描かれています。また、かわいがりすぎじゃないか、という親ばかぶりも見ら
れます。ある時茉莉がどこかから気に入ったものを持ってきてしまった。それを、「お
茉莉は上等、泥棒をしてもお茉莉は上等」と膝の上でゆすって頭を撫でたというから、
常軌を逸しています。まあ、他愛もないものを持ってきたという程度なのでしょうが、
それにしても、泥棒をしても上等、というのはすごすぎます。ここまで溺愛されたら、
カンペキなパパっ子になるでしょう。そう、俗に言うファザー・コンプレックスといっ
てもいい状態になるのは必至と言えるでしょうねえ。
んでいた千駄木の近くに住んでいました。
湾も眺められたという坂の中腹にあったので「観潮楼」
区の図書館になっています。正式にいうと「鴎外記念本郷図書館」
外にまつわる資料などが展示してあります。
文学者、
側面は「子煩悩」。森茉莉のエッセイなど読むと、
ようすが描かれています。また、かわいがりすぎじゃないか、
れます。
茉莉は上等、泥棒をしてもお茉莉は上等」
常軌を逸しています。まあ、
それにしても、泥棒をしても上等、というのはすごすぎます。
カンペキなパパっ子になるでしょう。そう、俗に言うファザー・
てもいい状態になるのは必至と言えるでしょうねえ。
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